【総合プロジェクト詳細】
■住民参加による低炭素都市形成計画策定モデル事業(2013〜2014)
住民参加による低炭素都市形成計画策定モデル事業は、低炭素効果推計モデルやアセスガイドラインを使用して、より効果的なCO2排出量の削減及び住民の多様なニーズを十分に反映した、地域の低炭素化を図るための効果的な計画策定等のプロセスの検討を行う内容です。
農楽が携わるのは低炭素効果推計モデルを使う全国9地区の内の東近江市の案件で、「住民ニーズの高い「食」「エネルギー」「ケア」を核とした低炭素田園都市形成計画」というテーマです。
「食」「エネルギー」「ケア」の自給圏をめざし、多様な主体の参加と連携により、低炭素で持続可能な東近江市蒲生の実現をめざすまちづくり計画です。
住民参加による低炭素都市形成計画策定モデル事業→(外部サイト)
「平成25年度住民参加による低炭素都市形成計画策定モデル事業」選定結果について→(外部サイト)
■蒲生エコまちプロジェクト(2013)
蒲生エコまちプロジェクトは、「食」「エネルギー」「ケア」といった地域の課題解決と、地域の低炭素化が両立できる施策を実施し、持続可能な地域の実現をめざすプロジェクトです。
2013年度は、2012年度に検討を行った今後すべき取り組みの内、すぐに取り組めることを実行に移しました。
「食」では高速道路のインターチェンジ周辺の遊休地約9,700uに景観作物であるコスモスなど(うち約1,000uはひまわり)を栽培して、CO2の吸収向上と“見せる農業“の試行を行います。
秋にはフェアを開催して、スモールビジネスの場を提供するために、農産物や加工品の直売などを行います。
その他、コスモスの種まきボランティアやひまわりの搾油なども行いました。
「エネルギー」では焼却ごみの低減による焼却エネルギー・CO2削減と集落の環境改善のため、モデル自治会を募り、生ごみの堆肥化とこの堆肥化を活用した花壇づくりや有機無農薬のプランター農業等を行いました。
「ケア」ではクールシェアやウォームシェアによるCO2削減と見守りも兼ねて、一人暮らしや日中一人のお年寄りなどが集う場づくり等を行います。
これを機に生活支援のあり方についても、自治会単位で話し合いを行いました。
■農村振興基本計画(2007)
農村振興基本計画とは、住民意向や地域特性、上位計画などから農村地域の将来像や地域づくりのテーマを設け、概ね10年間の振興目標を立てます。
その将来像や目標を実現するため関係府省との連携を図りつつ、総合的に事業・施策、そのスケジュールを設定していくものです。
今回の対象は、近年4町村が合併した奈良県宇陀市です。
現在は既存文献・住民意向調査・上位関連計画等より作成した基本計画案を市に提示した段階で、今後は市の施策の優先度等を考慮して、その内容やスケジュールを調整していきました。
■広域農村総合整備基本調査(2007)
広域農村総合整備基本調査とは、隣接する複数市町村の農村地域において、農業生産、生活、自然環境の諸条件を調査分析し、農業生産基盤や定住条件の整備、地域資源の利活用等に関する構想を策定して、農山村の総合的な整備の推進に資することを目的した調査です。
今回の対象は北播磨地域で、農楽は以下の内容を担当しました。
@現況調査
統計資料や既存文献、聞き取りより、地域概況・土地利用・水利用・社会経済・農業・生産基盤整備・林業等の現状を整理すると
ともに、農村振興のために取り組むべき課題を明らかにしました。
A農村住民意向調査
地域住民1500人に対して配布回収したアンケート結果を分析しました。内容は今後の地域づくりや農業振興に関するものです。
Bワークショップ
1農業集落を対象に、
1)基盤整備、
2)営農・農地保全、
3)交流活動
をテーマとしたワークショップを3回企画運営して、その結果を取りまとめました。
C整備構想策定
現況調査、ワークショップ、意向調査の結果を受けて、農村振興の基本方針や地域課題の対応を整理しました。
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